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横浜FC獲得見送り報道も…ブラジル人FWにJリーグからオファー!2部降格で争奪戦必至

Jリーグの試合球 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグへ降格した横浜FCは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のECバイーアに所属するブラジル人FWジウベルト(32)の獲得を見送ったと伝えられている。しかし、同選手にはすでにJリーグクラブからオファーが届いているようだ。14日、ブラジルメディア『Gazeta Esportiva』が伝えている。

 ジウベルトは、2018年夏にトルコのイェニ・マラティヤスポルからECバイーアへ加入。今季はリーグ戦28試合に先発出場して15ゴール2アシストをマーク。ブラジル1部で得点ランキング2位に輝くなど本来のパフォーマンスを発揮していたが、ECバイーアは今月8日開催の最終節・フォルタレーザ戦で1-2と敗れ、2部への降格が決まっていた。

 そんなジウベルトはECバイーアの契約が今月末に満了を迎える中、先月にブラジル1部のサントスやフルミネンセからの関心が伝えられていた。また、メジャーリーグサッカー(MLS)のミネソタ・ユナイテッドが、ボタフォゴFRにブラジル人FWラファエル・ナバーロ(21)獲得のオファーを却下されたことを受けてジウベルトに興味を示している。

 くわえて、横浜FCがジウベルト獲得にむけてECバイーアと交渉を行っていた模様。しかし、世界中で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大している中、日本への新規入国が認められていないこともあり、オファーが提示されることなく交渉はストップしたと伝えられていた。

 しかし、『Gazeta Esportiva』の報道によると、選手サイドにはすでに日本や米国、サウジアラビアからオファーが届いているとのこと。各オファーの具体的な内容については伝えられていないが、ジウベルト本人は海外挑戦に前向きであるようだ。

 なお、ジウベルトには昨冬に清水エスパルスが移籍金250万レアル(約5600万円)による獲得オファーを提示したものの、ECバイーアが却下。そして今年6月にも清水エスパルスへの移籍が噂されたものの、Jリーグ挑戦は実現することなく残留していた。ただ、ECバイーアの2部降格が決まったことにより、ここに来て再びJリーグ移籍の噂が取りざたされている。