明治安田生命J1リーグの清水エスパルスに所属するブラジル人DFエウシーニョ(32)について、妻のSNS投稿をきっかけに今季限りで退団するという憶測が駆け巡っているようだ。
同選手は川崎フロンターレで2度のJ1リーグ制覇を成し遂げると、2018シーズン終了後に清水エスパルスへ完全移籍。加入1年目の2019シーズンはリーグ戦27試合に出場していたが、昨季はやや出場機会が減少。そして今季は3月27日に行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ第2節・ベガルタ仙台戦で今季初めてピッチに立つと、その後5月末まで右サイドバックのレギュラーを務めていた。
しかし、6月中旬以降は左内転筋肉離れにより長期離脱。11月20日開催のJ1リーグ第36節・サンフレッチェ広島戦で復帰していたものの、27日に行われた第37節・浦和レッズ戦では再びベンチ外となっていた。
その中、エウシーニョの妻が29日にインスタグラムを更新。ストーリー機能において、羽田空港にいる自身の姿をアップ。つづけて、エウシーニョ本人や2人の子供を連れて飛行機に乗る姿も投稿し、日本、ドイツ、ブラジルの国旗マークとともに「神は私たちを守ってくれる」とコメントを残している。
これには、エウシーニョ一家が最終節を待たずして帰国の途に就いたことから、清水エスパルスサポーターからSNS上で退団を覚悟する声が上がっているほか、来月4日開催の最終節・セレッソ大阪戦後の今季ホーム最終戦セレモニーで同選手の姿が見られないことを残念がるコメントも寄せられている。
なお、清水エスパルスは今月30日午前の時点で、エウシーニョに関する公式発表を行っていない。度重なる負傷離脱により、満足のいくシーズンを過ごせなかった同選手は、今季限りでチームを離れることになるのだろうか。
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