Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌サポーターの“イングランド旗コレオ”にジェイの妻も感動「札幌での思い出を大切に」

ジェイ・ボスロイド 写真提供: Gettyimages

 北海道コンサドーレ札幌を今季限りで退団したFWジェイ・ボスロイド(39)は、今月27日に札幌ドームで行われた明治安田生命J1リーグ第37節・柏レイソル戦で札幌でのラストマッチを飾った。同選手はゴール裏のサポーターが作ったコレオグラフィーに感激しているが、母国にいる妻も心を打たれたようだ。

 ジェイは2017シーズン途中から北海道コンサドーレ札幌に在籍していたが、家族の事情で今月25日に今季限りでの退団が正式決定していた。その中で迎えた柏レイソル戦では83分から途中出場。ゴールこそ奪えなかったものの、札幌でのラストマッチを勝利で締めくくっている。

 また、ジェイがピッチに立つ際、ホームのゴール裏には壮大なイングランド旗のコレオグラフィーが浮かび上がっている。そして試合後のセレモニーでは、ジェイ本人がサポーターにむけてメッセージを送る際、ゴール裏のコレオグラフィーを見て涙をこらえる一幕があった。

 クラブに多大な貢献をしたジェイに対するサポーターからの粋な計らいには、妻であるステラ・ボスロイドさんも感動していた模様。ステラさんは27日、自身のインスタグラムアカウントにコレオグラフィーの写真とキャプテンマークを巻いた夫の姿をアップするとともに、「夫にとてもよくしれくれたコンサドーレ札幌にとても感謝しています。これからも日本、そして札幌での思い出を大切にします。とても親切に迎え入れてくれてありがとう、皆さんのことが恋しくなります」とコメントを残している。

 なお、ジェイは柏レイソル戦翌日の28日に離日。新千歳空港には同選手の最後を見届けようと、早朝から多くの北海道コンサドーレ札幌が詰めかけていた。