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室屋成がブンデスリーガでのプレー熱望!「移籍は考えていない」と言及も…

FC東京在籍時の室屋成 写真提供:Gettyimages

 ハノーファーに所属する日本代表DF室屋成(27)は将来的にブンデスリーガでプレーすることを望んでいるようだ。25日、ドイツメディア『SPORTBUZZER』が伝えている。

 室屋成は昨夏に明治安田生命J1リーグのFC東京からハノーファーへ完全移籍により加入。移籍1年目の昨季はリーグ戦27試合で先発出場するなど、右サイドバックのレギュラーに定着していた。そして今季はDFヤニク・デーム(25)とのポジション争いを演じる中、一時期ベンチスタートとなることが続いていたが、直近4試合ではスタメンに抜てき。今月19日開催の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第14節・パーダーボルン戦でもフル出場している。

 一方、ハノーファーは14試合を終えて3勝5分6敗と苦戦。現在15位とブンデスリーガ昇格はおろか、3部降格の危機に直面しており、ヤン・ツィンマーマン監督解任の可能性が取りざたされている。

 その中、室屋成は『SPORTBUZZER』の取材に対応。チームの現状について「深刻ですし、難しい時期ですね。ですが、このような時だからこそ、自分自身に対してより一生懸命努力をして、良いパフォーマンスを発揮することを期待しています。この状況を打開するために必要なものがこのクラブにはありますよ」と語っている。

 また、個人的な将来の目標を聞かれると「今は2部で置かれている状況に集中しています。ただ、もちろんブンデスリーガでプレーするのは僕の夢ですし、大きな目標ですよ」とコメント。その上で「(ハノーファーとの)契約がありますし、今のところ移籍は考えていないですね。僕自身、自分たちのチームのことに集中していますよ」と語った。