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古橋亨梧、森保一監督の起用法チクリ「いつもと違うポジションで…」W杯最終予選で無得点

古橋亨梧 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属するFW古橋亨梧(26)は11日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のベトナム戦で後半途中から出場している。そんな古橋亨梧がW杯アジア最終予選でここまでゴールを挙げていない理由について語った。13日、英紙『デイリーレコード』が伝えている。

 古橋亨梧は今夏に明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。ひざの負傷により一時期戦列を離れていたものの、ここまで公式戦18試合に出場して13ゴールをマーク。すでに前線の主力としてアンジェ・ポステコグルー監督から信頼されるとともに、大半の試合では3トップの中央で起用されている。

 一方、森保一監督率いる日本代表では、ここまで公式戦11試合に出場。今年6月開催のカタールW杯アジア2次予選・タジキスタン戦で代表初ゴールをあげているが、W杯最終予選では中国戦など数試合で本職ではないサイドで起用されたこともあり、ここまでノーゴールと結果を出せていない。

 その中、古橋亨梧はイギリスメディアの取材において「セルティックではストライカーとしてプレーしていますが、とても楽しんでいますね。日本代表でのプレーよりも多くのゴールを決めています」

 「日本代表ではいつもと違うポジションでプレーしているからそうなっていると思いますね。でも、日本代表でもっとゴールを決めなければならないと思っていますし、今週のオマーン戦で先発できればいいと思っています」とコメント。森保一監督の起用法が自身のパフォーマンスに影響を与えているという見解を示している。

 なお、日本代表は16日深夜に敵地でオマーンとの対戦を控えている。センターフォワードではヴィッセル神戸に所属するFW大迫勇也(31)が優先して先発起用される中、古橋亨梧にチャンスが訪れることはあるのだろうか。