Jリーグ ジュビロ磐田

磐田躍進の主役ルキアンが「最も大事なこと」と語った内容とは…J2得点ランク首位にも言及

ジュビロ磐田 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのジュビロ磐田に所属するブラジル人FWルキアン・アラウージョ(30)は、チームや自身の現状について語った。5日、ブラジルメディア『UOL』が伝えている。

 ルキアンは2019年夏にタイ1部のチョンブリーFCから完全移籍により加入。2019シーズンはJ1リーグで13試合に先発出場し、前線で主力に定着するもののクラブはJ2リーグに降格。そして昨季はJ2リーグ31試合に出場し10ゴールをマーク。契約更新を勝ちとって臨んだ今季も、開幕節・FC琉球戦をのぞきリーグ戦全試合で先発出場。ここまで19ゴールをあげて得点ランキング首位を走るなど、攻撃陣に必要不可欠な戦力としてチームの躍進に大きく貢献している。

 そんなルキアンはチームの状態について「我々はつねに進化し続けて(J1リーグ昇格という)目標を達成するために、多くの苦労をしている。今シーズンが終わるまで、インテンシティ(強度)を維持することの重要性についてみんな理解しているよ」とコメント。

 また、自身がここまでゴールを量産するなど好成績を残していることについて聞かれると「これまでのキャリアの中でとても特別な時期を経験しているし、そのことでクラブに感謝しているよ。これまでこのユニフォームカラーに敬意を払ってハードワークしてきた。最も大事なことのひとつだよ」とジュビロ磐田に対する感謝の気持ちを述べた。

 なお、ジュビロ磐田は残り10試合の時点で勝ち点69を獲得。2位の京都サンガにわずか2ポイント差ではあるものの首位に立っている。J1リーグ復帰に近づく中、終盤戦におけるルキアンの活躍から目が離せない。