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伊東純也、契約延長交渉進展を明言!「欧州のトップレベルで…」とステップアップに意欲も

伊東純也 写真提供:Gettyimages

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKRCヘンクに所属する日本代表FW伊東純也(28)は、クラブとの契約延長に近づいていることを明かした。1日、ベルギーの地元紙『HBVL』が伝えている。

 伊東純也は2019年1月、明治安田生命J1リーグの柏レイソルからKRCヘンクへ加入。昨季は右サイドを主戦場に公式戦42試合に出場して12ゴール16アシストをマークするなど、ベルギー1部を代表するアタッカーとして名を馳せていた。そして今季もここまで公式戦14試合で先発出場するなど、前線の主力として活躍している。

 そんな伊東純也はKRCヘンクとの契約を2023年6月まで残す中、今夏にベルギー国内の強豪であるクラブ・ブルージュをはじめ複数クラブから関心を寄せられていると伝えられていた。しかし、ベルギーメディア『VOETBAL』は実際のところ獲得にむけて具体的な動きを見せていたのはロシア国内のクラブのみであったと報道。また、本人は8月14日開催のジュピラー・プロ・リーグ第4節・OHルーヴェン戦後のメディアインタビューで今夏残留を明言していた。

 その中、伊東純也は『HBVL』の取材で契約延長の可能性について質問を受けると「交渉を順調に進んでいると思いますし、契約延長をすることになると思います。もちろん、ヨーロッパのトップレベルでプレーすることを前向きに考えていますが、ヘンクで満足していますよ」とコメントを残している。

 ただ、『VOETBAL』は先日、契約延長が実現した場合には今冬退団の可能性が消滅するものの、クラブは今夏に高額の移籍金を伴ったオファーが届いた場合に同選手を売却する可能性を除外していないと主張している。前線の主力として今季もチームをけん引する伊東純也だが、来夏以降の去就にも注目が集まる。