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古橋亨梧、日本代表に追加招集と現地報道!ELレバークーゼン戦で復帰

セルティックFW古橋亨梧 写真提供: Dugout

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、今月のFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合に臨む日本代表のメンバーから外れていた。しかし、英紙『デイリー・レコード』は1日、同選手が日本代表に追加招集されると報じている。

 古橋亨梧は明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からセルティックに加入すると、ここまで7ゴールをマーク。鮮烈なパフォーマンスを披露してレギュラーに定着している。そして同選手は日本代表に招集されると、今月2日にパナソニックスタジアム吹田で行われたオマーン戦で、後半開始からウニオン・ベルリンのMF原口元気(30)にかわって左サイドで途中出場。そして、7日にカタールの首都ドーハで中立開催された中国戦では、左サイドで先発出場。しかし、50分に右ひざを痛めてピッチを後にしていた。

 古橋亨梧の離脱期間について、当初1カ月程度になると複数のイギリスメディアが報道。しかし、先週にクラブ公式SNSで公開された写真に個別トレーニングという形でランニングをする同選手の姿が確認されていた。

 また、セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節・バイヤー・レバークーゼン戦の前日記者会見において「(古橋亨梧のコンディションについて)注意深く観察する必要がある。その中で、インターナショナルマッチウィーク前に出場時間を与えたい。彼は日本代表に選ばれたので、どれくらいの状態にあるのか確かめるために起用するのは理にかなっている」とコメント。公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の公式発表とは矛盾する内容であったことが話題を呼ぶ中、同選手は9月30日のレバークーゼン戦で復帰を果たしていた。

 『デイリー・レコード』の報道によると、セルティックとJFAは古橋亨梧の追加招集の条件として、万全のコンディションのもと公式戦でプレーすることで合意に達していた模様。レバークーゼン戦で74分までプレーしたことにより、代表メンバー合流へゴーサインが出るものとみられる。

 なお、日本代表は来月7日に敵地でサウジアラビアとの一戦を控えているほか、12日には埼玉スタジアム2002でオーストラリアと対戦する予定となっている。攻撃陣の中心であるRCDマヨルカのMF久保建英(20)がひざの負傷により招集不可である中、森保一監督にとって古橋亨梧の早期復帰は確かなプラス材料となりそうだ。