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C大阪ダンバンラムが骨折で今季終了へ…日本戦含むW杯最終予選4試合も欠場確定

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 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に所属するGKダン・バン・ラム(28)は、トレーニング中の負傷により長期離脱を強いられることになったようだ。15日、ベトナムメディア『DAN VIET』が伝えている。

 ダン・バン・ラムはタイ1部の強豪ムアントン・ユナイテッドで正守護神として活躍した後、ヨーロッパ方面からオファーが届く中、今年1月にセレッソ大阪へ加入。ただ、韓国代表GKキム・ジンヒョン(34)やバックアッパーのGK松井謙弥(36)の間に割って入ることはできず、今季ここまで公式戦2試合の出場にとどまっている。

 同選手はFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨むベトナム代表に招集。2日に行われたサウジアラビア戦ではベンチから戦況を見つめていたものの、7日開催のオーストラリア戦では先発出場していた。

 オーストラリア戦を終えて再びセレッソ大阪に合流したダン・バン・ラムだが、クラブでのトレーニング中に骨折したとのこと。復帰まではおよそ3カ月を要することから、今季残り全試合を欠場することがほぼ確実となっている。

 また、ベトナム代表は来月にカタールW杯アジア最終予選で中国やオマーンと対戦するほか、11月には日本戦とサウジアラビア戦を控えているが、これまで正守護神を務めてきたダン・バン・ラムの負傷により、苦戦を強いられることが予想される。