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古橋亨梧所属セルティックが守備陣補強!トッテナムDFをレンタルで獲得

キャメロン・カーター=ヴィッカース(写真左) 写真提供: Gettyimages

 日本代表FW古橋亨梧(26)を擁するセルティックは31日、トッテナム・ホットスパーに所属するアメリカU23代表DFキャメロン・カーター=ヴィッカース(23)をレンタルにより獲得したことを公式発表している。

 ヴィッカースはトッテナムの下部組織出身であるが、トップチーム昇格後はスウォンジーやストーク・シティなど複数クラブへのレンタル移籍を繰り返していた。同選手は昨年10月にEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のボーンマスへレンタルにより加入。負傷の影響もあり、開幕からしばらくベンチ外の状況が続いていたが、年明けから出場機会を得ると、シーズン後半戦ではセンターバックのレギュラーに定着していた。

 そして今夏にトッテナムへ復帰した後は、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグで1試合に出場。しかし、足首の負傷もありプレミアリーグではここまで全試合でメンバー外となっていた。

 一方、セルティックは守備陣の再建にむけてロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のルビン・カザンでプレーしていたスウェーデン代表DFカール・スターフェルト(26)と、トッテナムのイングランド代表GKジョー・ハート(34)を完全移籍で獲得している。

 ただ、クラブ首脳陣はセンターバックでもう1名の獲得する方針を固め、東京五輪の日本代表DF板倉滉(24)らをリストアップ。ただ、板倉滉を巡っては、マンチェスター・シティと交渉を行っていたが、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のシャルケ移籍が決まっていた。

 その中、セルティックはヴィッカース獲得にむけてトッテナムや選手サイドと交渉を進めると、移籍市場最終日に買い取りオプション付きの1年レンタルによる同選手の加入を公式発表している。