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ミラン、ハメス獲得がほぼ確実に!移籍市場最終日に公式発表へ

ハメス・ロドリゲス 写真提供: Gettyimages

 ミランは昨季終了後に退団してインテルへ加入したトルコ代表MFハカン・チャルハノール(27)の後釜確保を目指している。その中、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(30)の獲得がほぼ確実となっているようだ。30日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ハメス・ロドリゲスはジネディーヌ・ジダン前監督のもとで評価されず、昨夏にレアル・マドリードを退団しエバートンへ加入。昨季は数度の負傷離脱もありプレミアリーグで21試合に先発出場にとどまったが、6ゴール5アシストをマークしていた。しかし、カルロ・アンチェロッティからラファエル・ベニテスへの監督交代もあり、本人は今夏移籍を熱望。また、すでにベニテス監督の構想から外れていることもあり、今季はここまで全試合でメンバー外となっていた。

 ハメス・ロドリゲスはエバートンとの現行契約を来年6月まで残しているほか、契約には1年間の契約期間延長オプションが付帯されている。その中、同選手の去就を巡っては、ニューカッスル・ユナイテッドが関心を強めていたほか、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルトへ復帰する可能性が報じられていた。

 しかし、『マルカ』の報道によると、選手サイドとミランはすでに合意に達している模様。また、エバートンとの契約期間を残しているにもかかわらず、フリーにより移籍になるとのこと。今夏の移籍市場最終日に公式発表されるものとみられる。

 なお、ハメス・ロドリゲスはエバートンで800万ユーロ(約10億3000万円)にものぼる年俸を受け取っている。今回、ミランがどのような条件で選手サイドから合意を取り付けたのか気になるところだ。