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ムバッペ獲得失敗のレアル、チェルシーが狙うセビージャDFを強襲か

 ジュール・クンデ 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードがセビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデを強襲する可能性があるようだ。スペイン『Fichajes』が報じた。

 今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に尽力したレアル・マドリード。最大1億8000万ユーロ(約233億7000万円)のオファーを提示したものの、PSG側と合意に至らず、フリートランスファーになる来夏の獲得を目指すとみられている。

 ムバッペに投資予定だった資金でレンヌに所属するフランス代表MFエドゥアルド・カマビンガの獲得に迫っているレアル・マドリードは、センターバックの獲得を希望していることもあり、クンデに照準を当てているという。チェルシーも獲得を諦めていないとみられる同選手に対して、移籍市場最終日に移籍金6000万ユーロ(約77億9000万円)のオファーをセビージャに提示する可能性があるようだ。

 2019年夏にボルドー(フランス)からセビージャに加入したクンデは、快足を生かした守備範囲の広さや対人の強さなどを武器に世界屈指のDFに成長。昨季も公式戦49試合に出場して4ゴールの数字を残す活躍を見せ、今夏に開催されたユーロ2020ではフランス代表デビューを果たしていた。