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堂安律、ブンデスリーガ移籍熱望も…PSVの高額移籍金要求が足かせに

堂安律 写真提供: Gettyimages

 U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に出場したMF堂安律(23)には、すでに多くのクラブが関心を寄せている。しかし、エールディビジ(オランダ1部)のPSVアイントホーフェンの要求額が移籍実現にむけた足かせとなっているようだ。30日、オランダ紙『ED』が報じている。

 堂安律はPSVとの契約期間を2024年6月まで残す中、今夏移籍を望んでいると伝えられている。また、同選手の獲得にはフランクフルトやマインツ、ボルフスブルク、フライブルク、日本代表DF室屋成が所属する2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーなど多くのクラブが興味を示している模様。さらに、先週にはTSGホッフェンハイムを率いるセバスチャン・ヘーネス監督と堂安律本人がコンタクトをとっていると報じられていたが、ヘーネス監督はこの報道内容を全面否定していた。

 選手サイドは移籍市場最終日までドイツ移籍の可能性を模索しているが、『ED』は現時点で同選手のもとにオファーが届いていないと伝えている。その理由としては、PSVが移籍金として600万ユーロ(約7億8000万円)以上を求めていることがあるようだ。

 なお、堂安律は2019年夏にPSVへ完全移籍したものの出場機会に恵まれず、昨夏にアルミニア・ビーレフェルトへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。昨季はブンデスリーガで全試合に出場して5ゴール3アシストをマーク。チームのブンデスリーガ残留に貢献していたが、500万ユーロ(約6億7000万円)による買い取りオプションは行使されず、PSVへ復帰していた。