明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)は、以前から来季以降の去就が不透明と伝えられている。その中、ブラジル国内クラブが同選手の獲得に乗り出していたようだ。29日、ブラジルメディア『Central da Bola』が報じている。
ダミアンの去就を巡っては、すでに川崎フロンターレが契約延長の打診を行っているものの、ブラジルやUAEの複数クラブ、そして日本国内の他クラブが関心を示しているとブラジルメディアが報じていた。また、本人は今月上旬に母国メディアのインタビューを受けた際、今年12月までとなっている川崎フロンターレとの契約を全うすることや来季以降の去就について決断を下していないことを明かしていた。
その中、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスが、ECバイーアのFWジウベルト(32)とともにダミアンをリストアップしている模様。しかし、ブラジルの移籍ウィンドウが閉鎖間近となる中、獲得は厳しいという見方が広まっているようだ。
なお、ダミアンは2019年に川崎フロンターレへ完全移籍により加入。FW小林悠らとし烈なポジション争いを演じる中、Jリーグ挑戦1年目の2019シーズンは公式戦31試合に出場し11ゴールをマーク。そして昨季はJ1リーグ全34試合に出場。リーグタイトル獲得や天皇杯優勝に大きく貢献していた。
そして同選手は副キャプテンとして今季に臨むと、ここまでリーグ戦で20試合に先発出場して14ゴールをマーク。28日に札幌ドームで行われた第27節・北海道コンサドーレ札幌戦では、小林悠にかわって84分からピッチに立っていた。
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