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ルカク放出のインテル、テュラムの息子獲得も検討か!代理人ライオラに接触

マルクス・テュラム 写真提供: Gettyimages

 インテルはすでにベルギー代表FWロメル・ルカクをチェルシーへ売却し、ローマからボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコを獲得している。現在はもう1名のストライカー確保を目指しているが、かつてユベントスはやバルセロナでプレーしていたリリアン・テュラム氏の息子であり、ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に所属するフランス代表FWマルクス・テュラムの獲得に乗り出しているようだ。17日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在24歳のマルクス・テュラムは、2019年夏にギャンガンからボルシアMGへ完全移籍により加入。移籍1年目からブンデスリーガでいきなり2桁ゴールをあげたが、昨季はブンデスリーガで20試合の先発出場で8ゴール7アシストとやや物足りない結果に終わっていた。また、同選手はひざの負傷により今月9日に行われたDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)1回戦・FCカイザースラウテルン戦を欠場。13日に開催のブンデスリーガ2021/22シーズン開幕節・バイエルン・ミュンヘン戦では後半途中から出場していた。

 一方、インテルはコロンビア代表FWドゥバン・サパタの獲得へアタランタに対して移籍金3000万ユーロ(約39億円)+ボーナスという条件でオファーを提示。しかし、アタランタは少なくとも4000万ユーロ(約52億円)を求めていることもあり、これを却下していた。そして、ボルフスブルクに所属するオランダ代表FWボウト・ベグホルストへターゲットを切り替えたと伝えられている。

 しかし、インテルはテュラムの獲得にむけて、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏にコンタクトをとったとのこと。ただ、テュラムはボルシアMGとの契約を2023年6月まで残していることもあり、移籍金として4000万ユーロを要する可能性があるようだ。

 なお、テュラムは今夏に開催されたEURO2020(欧州選手権)にフランス代表の一員として参戦したものの、コンディション不良により、ラウンド16・スイス戦での途中出場のみとなっていた。