Jリーグ ヴィッセル神戸

元バルサFWボージャンが神戸で9番着用に…清水移籍の藤本憲明の心境は…

ボージャン・クルキッチ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は12日、バルセロナでプレーした過去をもつスペイン人FWボージャン・クルキッチ、日本代表FW大迫勇也、日本代表FW武藤嘉紀の背番号を発表している。その中、今月12日にヴィッセル神戸から清水エスパルスへの期限付き移籍が決まったFW藤本憲明のSNS上におけるコメントが大きな話題を呼んでいる。

 ヴィッセル神戸は今夏の移籍ウィンドウでも大型補強を敢行したことで注目を集める中、新戦力の背番号を12日夕方に発表。大迫勇也が「10」番、武藤嘉紀が「11」番を着用するほか、ボージャンは今季途中まで藤本憲明がつけていた「9」番に決定している。

 これを受けて、藤本憲明は自身のSNSアカウントを更新。ヴィッセル神戸在籍時にチームメイト全員で「RESPECT どんな時も、相手を思いやる『リスペクト』の心を。」という看板を掲げた写真をアップするとともに「RESPECT 帰るとこありますか」とコメントを残している。これに対して、ヴィッセル神戸のサポーターからは「(復帰を)待っています!」、「13番が空いていますよ!」というコメントが寄せられているほか、一部からクラブ首脳陣を批判する声も上がっている。

 なお、現在31歳の藤本憲明は鹿児島ユナイテッドFCや大分トリニータをへて、2019年夏にヴィッセル神戸へ完全移籍により加入。昨季はJ1リーグで28試合に出場していたが、し烈なポジション争いもあり、今季はここまでJ1リーグでわずか3試合の先発出場にとどまっていた。