プレミアリーグ アーセナル

スイス代表MF、ローマ移籍濃厚から一転…アーセナルが契約延長を検討か

グラニト・ジャカ 写真提供: Gettyimages

 アーセナルが、同クラブに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカに新契約を用意しているようだ。イギリス『アスレティック』が報じた。

 2016年夏にボルシア・メンヒェングラートバッハからアーセナルに加入したジャカ。在籍5年間で公式戦通算220試合の出場で13ゴール20アシストの数字を残すと、昨季は本職のアンカーだけでなく左サイドバックなど複数ポジションでプレーし、公式戦45試合に出場していた。

 そんなジャカに対して、ローマの新監督に就任したジョゼ・モウリーニョ監督が獲得を熱望。年俸250万ユーロ(約3億2000万円)の4年契約で個人合意に達したとも報じられるなか、ローマ側がアーセナル側を満足させるようなオファーを提示できておらず、クラブ間での交渉が平行線を辿っているようだ。

 当初はジャカの売却を検討していたアーセナルだが、今夏に開催されたユーロ2020での活躍やピッチ内外での貢献度、ミケル・アルテタ監督などに重宝されたことを鑑みて、新契約を打診する可能性があるようだ。アーセナルとの現行契約は2023年夏までで、ジャカは来夏により安価で移籍するか契約解消をする立場になると同メディアは指摘しているが、どのような結末を迎えるのだろうか。