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ローマMFが契約延長交渉へ!リバプールやバルセロナなどが関心も…

ロレンツォ・ペッレグリーニ 写真提供: Gettyimages

 ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニは、リバプールやバルセロナなどからの関心が伝えられている。その中、ローマ首脳陣は選手サイドと契約延長にむけた交渉を再開しているようだ。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ペッレグリーニは2015年夏にローマの下部組織からサッスオーロに完全移籍で加わると、イタリア国内屈指の有望株に成長。ユベントスをはじめ複数クラブが関心を寄せる中、2017年夏にローマが1000万ユーロ(約12億6000万円)による買い戻し条項を行使し、2022年6月までの5年契約を結んでいた。そして復帰後は主力として出場機会を確保。2020/21シーズンもUEFAヨーロッパリーグで6試合、セリエAで30試合に先発出場して11ゴール9アシストをあげていた。

 ペッレグリーニはローマとの契約を来年6月まで残しているほか、現行契約には3000万ユーロ(約39億円)の解除条項が盛り込まれているとのこと。また、同選手の去就を巡っては、リバプールやバルセロナ、トッテナム・ホットスパーなど複数クラブが関心を寄せていると伝えられていた。

 その中、ローマのチアゴ・ピントSD(スポーツディレクター)は23日にローマ市内でペッレグリーニの代理人と会談した模様。ピント氏は今年1月から現職を務めているが、同選手の関係者との話し合いは初めて行ったことになるようだ。

 なお、今回の新契約締結にむけては、契約解除条項を除外できるかどうかが焦点となっている。国内外の複数クラブが獲得に興味を示す中、ローマは中心選手の引き留めに動いている。