プレミアリーグ アーセナル

レスターMF獲得を目指すアーセナル、交渉難航で若手選手の譲渡を用意か

ジェームズ・マディソン: Gettyimages

 アーセナルがレスター・シティに所属するイングランド代表MFジェームズ・マディソンの獲得に向けて本腰を入れるようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

 レアル・マドリードからレンタルで加入していたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが退団したことを受け、創造性溢れるMFの獲得を目指しているアーセナル。そのターゲットとしてマディソンに移籍金5000万ポンド(約74億8000万円)を用意しているというが、レスター側がそれ以上の金額を要求していることから交渉は進展していないとみられている。

 そうしたなか、アーセナルはマディソン獲得に向けてU-21イングランド代表FWリース・ネルソンとイングランド代表MFエインズリー・メイトランド=ナイルズを盛り込んだオファーを準備しており、レスター側が交渉に応じると信じている模様。ただ、昨年8月に2024年夏までマディソンとの契約延長に成功していることもあり、同選手の慰留を目指すレスター側が優位に立っているとのことだ。

 なお、アーセナルはマディソンの獲得が失敗した場合、リールに所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェスを代替案に考えているという。アーセナルは過去にリールからコートジボワール代表DFニコラ・ペペとU-24ブラジル代表DFガブリエウを獲得しており、両クラブは良好な関係を築いているようだ。