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元C大阪MFデサバト、ブラジル1部加入が確実に!母国復帰の噂も…

セレッソ大阪 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪でプレーした過去をもつアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバトは母国復帰が噂されたが、新天地はブラジル国内になるようだ。14日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。

 現在31歳のデサバトは、2019年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のCRヴァスコ・ダ・ガマからセレッソ大阪へ完全移籍により加入。ミゲル・アンヘル・ロティーナ前監督のもと中盤での守備的な役割を主に期待され、移籍1年目の2019シーズンは21試合に先発出場。昨季も25試合で先発メンバーに名を連ねたが11月下旬以降はベンチ外になることが多く、シーズン終了後に契約満了により退団していた。

 同選手の去就を巡っては、アルゼンチンのクラブ・アトレティコ・ウラカンが関心を寄せていたほか、CRヴァスコ・ダ・ガマへ復帰するという報道が飛び交っていた。しかし、実現には至らず、ここまで半年以上にわたり無所属状態となっている。

 その中、アルゼンチン1部のCAロサリオ・セントラルが、主力のアルゼンチン人MFロドリゴ・ビジャグラの後釜候補としてデサバトをリストアップ。しかし、CAロサリオ・セントラルはすでにアルゼンチン1部のゴドイ・クルスを契約満了により先月末をもって退団したペルー代表MFウィルデル・カルタヘナの獲得に本腰を入れているという。

 デサバトにはトルコ国内のクラブも関心を寄せていたが、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のシャペコエンセが選手サイドと交渉を進めると、今週に入って契約を結ぶことが両者が合意に達したようだ。

 昨年11月14日に行われたJ1リーグ第27節・清水エスパルス戦を最後に公式戦のピッチに立っていないデサバトには、いち早く試合勘を取り戻すことが求められる。