ラ・リーガ バルセロナ

バルサFWファティ、今季開幕戦の欠場濃厚に…全体練習に合流できず

アンス・ファティ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティは左ひざの負傷により長期離脱を強いられているが、プレシーズントレーニングにも参加できないようだ。11日、スペイン紙『アス』が報じている。

 現在18歳のファティは、2019/20シーズンに公式戦33試合に出場し8ゴールをあげてブレイクを果たしていたが、昨年11月7日に行われたラ・リーガ第9節・レアル・ベティス戦で先発出場した際、左ひざの内側半月板を損傷したことにより手術を実施。今年3月に復帰する可能性が伝えられていたが、コンディション回復が思うように進まず、3度にわたって手術に踏み切っていた。

 同選手は今年5月の手術実施後、8月中旬に控える2021/22シーズン開幕戦での復帰を目指していた。プレシーズントレーニングを控える中、今月はじめにはメディカルチェックを受けるためにクラブ施設を訪れる姿が目撃されていたが、依然としてボールを使ったトレーニングができない状態にあり、引き続きマドリードで専門医のもとリハビリに励むことになった模様。

 また、スペイン国内の複数メディアの報道によると、ファティは全体トレーニングへ合流するまで最低1カ月を要することから、開幕戦には間に合わないものとみられる。ひざの大怪我により試練を迎えているファティだが、ピッチに戻るまでもう少し時間を要するようだ。