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元FC東京の丹羽大輝が去就不透明に。スペイン4部で昇格に貢献も…

サンフレッチェ広島在籍時の丹羽大輝 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪、サンフレッチェ広島、FC東京などに在籍していた元日本代表DF丹羽大輝は、今夏退団の可能性があるようだ。9日、スペインメディア『EL CORREO』が報じている。

 現在35歳の丹羽大輝は、今年1月にFC東京を契約満了により退団。しばらく無所属状態となっていたが、5月にスペイン4部のセスタオ・リーベルへ加入。プレーオフの準決勝と決勝でフル出場を果たし、チームの3部リーグ昇格に大きく貢献していた。

 『EL CORREO』の報道によると、セスタオ・リーベル首脳陣は現有戦力を維持した上で2021/22シーズンに臨む方針を固めており、すでに大半の選手の残留が確実になっている模様。しかし、2020/21シーズン限りで契約満了となっている丹羽大輝をはじめ3選手に退団の可能性があるとのことだ。

 なお、丹羽大輝はガンバ大阪の下部組織から2004年にトップチーム昇格。徳島ヴォルティス、大宮アルディージャ、アビスパ福岡へのレンタル移籍をへて2012年にガンバ大阪へ復帰し、2013シーズンにJ2リーグ優勝に貢献すると、2015年にはA代表に初選出される。その後、サンフレッチェ広島への移籍をへて2018年にFC東京へ加入。しかし、2年半の在籍期間でJ1リーグではわずか9試合の出場にとどまっていた。