ユベントスは現在イタリア代表の一員としてEURO2020に臨んでいるDFジョルジョ・キエッリーニとの新契約締結を今週にも公式発表するようだ。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
現在36歳のキエッリーニは、10シーズン以上にわたりユベントスに在籍。セリエA9連覇や4度のコッパ・イタリア優勝など数多くのタイトル獲得に貢献していた。しかし、直近数シーズンは度重なる負傷離脱に見舞わていたが、2020/21シーズンは公式戦22試合で先発メンバーに名を連ねていた。
また、同選手はイタリア代表の一員としてEURO2020でここまでグループステージ2試合に出場したほか、準々決勝・ベルギー戦と準決勝・スペイン戦ではフル出場してチームの勝利に貢献。11日に控える決勝・イングランド戦でも先発メンバーに名を連ねることが予想されている。
一方、キエッリーニは先月末をもって、ユベントスとの契約が満了となっている。しかし、3シーズンぶりにユベントスの指揮官に復帰したマッシミリアーノ・アッレグリの構想に含まれている模様。また、選手サイドとクラブ首脳陣は契約延長ですでに合意に達しており、EURO2020終了後にも1年契約の締結が公式発表されるようだ。
なお、ユベントスは元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが2020/21シーズンをもって退団し、古巣パルマへ復帰している。キエッリーニはこれまでブッフォンとともにベテランとしてチームをまとめていただけに、今後はさらに重要な役割を担うことになりそうだ。
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