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東京五輪スペイン代表MFの心境に変化!レアルから古巣復帰熱望も…

ダニ・セバージョス 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードからアーセナルへレンタル移籍していた東京五輪スペイン代表MFダニ・セバージョスが、自身の今後について再びコメントを残しているようだ。9日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在24歳のセバージョスは、2019年夏に1年レンタルでアーセナルに加入。昨夏にはアーセナルが完全移籍での獲得にむけてレアル・マドリードと交渉を行っていたものの、合意に至らなかったことをうけて今年6月までレンタル期間を延長。2020/21シーズンは公式戦25試合で先発出場したが、ミケル・アルテタ監督の構想から外れたことにより、レアル・マドリードへ復帰している。

 セバージョスはレアル・マドリードとの現行契約を2023年6月まで残している。ただ、周囲では同選手がカルロ・アンチェロッティ新監督の構想外であるという見方が広まっている。

 また、セバージョス本人は先月にスペイン国内メディアのインタビューに応じた際に「僕がレアル・ベティスを大いに好んでいることを誰もが知っている。これまでレアル・ベティスが僕にもたらしてくれたものに愛情を感じているよ。早かれ遅かれ、もう一度ベティスのユニフォームを着ることは明らかだね」と古巣復帰を望んでいることを明かしていた。

 しかし、同選手は『アス』の取材に対して「レアル・マドリードでタイトルを勝ち取りたいね。ここに残るために戦うよ。アーセナルでの経験が僕をさらに強くしてくれた」とコメント。一転してレアル・マドリードでのポジション争いに挑む姿勢を見せている。

 なお、セバージョスは東京五輪に臨むスペインU24代表にOA(オーバーエイジ)枠から選出されている。日本でのパフォーマンスに注目が集まる中、同選手の去就も気になるところだ。