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バルサ、18歳ペドリと契約延長か!ユーロと東京五輪出場の有望株

ペドリ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナはEURO2020を終えて東京五輪に臨む18歳のスペイン代表MFペドリとの契約延長に動く可能性があるようだ。7日、スペイン国内の複数メディアが報じている。

 ペドリは昨夏にUDラス・パルマスへのレンタル期間を終えてバルセロナに復帰。今季は公式戦40試合で先発メンバーに名を連ねるなどブレイクを果たすと、今年3月には18歳ながらスペインA代表に初めて招集されたことで大きな話題を呼んだ。

 同選手はEURO2020の舞台でグループステージ全3試合、決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦、準々決勝のスイス戦で先発出場。そして6日に行われた準決勝・イタリア戦でもフル出場を果たしたが、PK戦の末に敗れ大会を後にしていた。

 ペドリは東京五輪に臨むスペインU24代表のメンバーにも選出されるなど、国内屈指の有望株として注目を集めている。バルセロナと同選手の契約期間は来年6月までとなっており、現行契約には2年間の契約期間延長オプションが盛り込まれている。

 しかし、バルセロナ首脳陣は財政面での問題を解決し、かつアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約延長が完了した後に、ペドリに対して好条件のオファーを提示する模様。年俸や契約期間など具体的な内容は現時点で明らかになっていないが、他クラブへの流出阻止へ全力を尽くす構えだ。

 なお、バルセロナはEURO2020と東京五輪の両大会参加による疲労蓄積を避けるためにも、スペインサッカー連盟(RFEF)に対してペドリの東京五輪メンバー除外を要求。しかし、RFEFはこれを却下している。