
明治安田生命J1リーグの浦和レッズからプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへレンタルにより加入していたDFマウリシオは、自身のSNSアカウントで浦和レッズ退団を明かした。
マウリシオは2017年夏にプリメイラリーガのマリティモから浦和レッズへ移籍。移籍1年目から守備陣の主力を担うと、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献。しかし、昨季はJ1リーグでわずか2試合の出場にとどまると、昨夏にポルティモネンセへレンタルにより加入。今季はリーグ戦で33試合に先発出場するなど、最終ラインで再びレギュラーに定着するとともに、プリメイラリーガ残留に貢献していた。
同選手の去就を巡っては、ポルティモネンセへ完全移籍する可能性がささやかれる中、ラ・リーガ(スペイン1部)のバレンシアが浦和レッズとの交渉を開始したと一部のブラジルメディアが報道。しかし、22日になって、マウリシオがサウジアラビアのアル・バーティンと3年契約を結ぶとポルトガルメディア『SIC Noticias』が伝えていた。
そして、マウリシオ本人は23日に自身のインスタグラムアカウントを更新。浦和レッズ在籍時の自身の姿を投稿するとともに「3年間の大きな喜び、3つのタイトル、目標、そして成果でした。私はいつも浦和を心に抱きます…私に賭けてくれた北野さんと私に必要なすべてのサポートをしてくれた福岡さんに感謝します。いつも私を支えてくれて、この巨大なクラブのために頑張ってください。 浦和がかつての勝利と組織化されたクラブになることを願っています! 私はいつも赤(浦和)になりますのでこれからも頑張りましょう。We are reds… we are reds …we are reds」とコメントを投稿。浦和レッズ退団を明言している。
なお、アル・バーティンと浦和レッズ、ポルティモネンセによる交渉内容や移籍金などについては現時点で明らかになっていない。
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