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J1川崎、日本代表MF田中碧が海外移籍へ!ACL遠征に帯同せず

川崎フロンターレ

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレは20日午前、日本代表MF田中碧が今夏移籍を前提とした調整に入ったことによりチームを離脱したと公式発表している。

 現在22歳の田中碧は、川崎フロンターレの下部組織で頭角を現すと、2017年にトップチームへ昇格。2018シーズンまでは出場機会が限られていたが、2019シーズンは日本代表MF大島僚太の負傷離脱もあり、J1リーグで24試合に出場。そして昨季は中盤センターの主力としてリーグ戦31試合でピッチに立ち、リーグ優勝や天皇杯制覇に大きく貢献していた。

 同選手は今季もここまで公式戦19試合に先発出場。しかし、今夏にも2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のデュッセルドルフへ買い取りオプションが付帯された1年レンタルにより加入することが濃厚であると伝えられている。

 その中、川崎フロンターレは「この度、田中碧選手が移籍を前提とした調整に入り、チームを離脱しましたのでお知らせいたします。現在、田中碧選手は、海外クラブからのオファーを受け、移籍を前提に交渉・調整を進めております。チームは昨日ACL参加のためにウズベキスタンへ移動しましたが、本人は帯同しておりません。今後は詳細が決定次第、改めてお知らせいたします」と公式声明を出している。