プレミアリーグ トッテナム

トッテナム、ローマ前監督招へい間近に!3年契約締結で合意

パウロ・フォンセカ監督 写真提供:GettyImages

 トッテナム・ホットスパーは今季までインテルを率いていたアントニオ・コンテ氏の招へいにむけた交渉が破談に終わっていたが、ローマ前指揮官のパウロ・フォンセカ氏の招へいに近づいているようだ。11日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。

 トッテナムは今年3月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任。コーチを務めるライアン・メイソン氏が残り試合で指揮を執りシーズンを終えていた。新監督の招へいにむけては、ユベントスを率いた過去を持つマッシミリアーノ・アッレグリ氏にオファーを提示したが、却下。また、今月に入ってコンテ氏との交渉を行っていたが、コーチングスタッフの入れ替えや同氏の年俸について合意に至らず、破談となっていた。

 その中、トッテナム首脳陣は今週に入ってフォンセカ氏との交渉を開始。両者の会談は順調に進み、3年契約を結ぶことで合意。近日中にも公式発表されるものとみられる。

 なお、フォンセカ氏は2019年夏のクラウディオ・ラニエリの後任としてローマ指揮官に就任。昨季はリーグ戦を5位で終えていたが、今季は終盤に勝ち点の取りこぼしが目立ち、来季UEFAヨーロッパリーグ出場圏外の7位でシーズンを終了。しかし、UEFAヨーロッパリーグでは準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドを退けてベスト4入りを果たしており、周囲からは欧州カップ戦での手腕を高く評価する声が上がっていた。