フィオレンティーナは元フランス代表FWフランク・リベリーとの契約延長にむけた動きを見せているようだ。5日、イタリア、フィレンツェの地元紙『La Nazione』が報じている。
現在38歳のリベリーは2019年夏にバイエルン・ミュンヘンを退団し、フリーでフィオレンティーナに加入。セリエA初挑戦となった昨季には足首の負傷により長期離脱を強いられていたが、今季はリーグ戦28試合で先発出場していた。
一方、フィオレンティーナは今季序盤から黒星が先行すると、昨年11月にジュゼッペ・イアキーニ監督を解任し、チェーザレ・プランデッリ氏を招へい。しかしチーム全体の状況は好転することなく、今年3月下旬にプランデッリ監督の辞任に伴い、イアキーニが再びチームを率いていたが、セリエA13位で今シーズンを終了。先月26日に前ナポリ指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾ氏招へいを公式発表している。
リベリーとフィオレンティーナの現行契約は今月末に満了となるが、両者は現在契約延長にむけて交渉を行っているほか、クラブ首脳陣が2年契約を用意していると伝えられている。その中、ガットゥーゾ新監督は4日にリベリー本人と会談した模様。同選手に対して、来季も必要不可欠な戦力であることを伝えたとのことだ。
なお、リベリーは先週に地元紙のインタビューに応じた際、今夏の去就について「フィオレンティーナで来シーズンもプレーすることを最優先に考えている。ここに居続けられることを望んでいる」と残留に傾いていることをほのめかすコメントを残している。
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