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ミラン退団のドンナルンマ、新天地はスペインか!ユベントス移籍の可能性は…

ジャンルイジ・ドンナルンマ 写真提供: Gettyimages

 イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマはミランを契約満了により退団することが確実となっているが、新天地をラ・リーガの舞台に求めるかもしれない。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 ドンナルンマは下部組織在籍時からミラン一筋のキャリアを歩むと、直近数シーズンにわたって正守護神としてクラブを支えると、今季はセリエAでの上位躍進、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献していた。一方、ドンナルンマとミランの契約期間が今年6月までとなる中、両者は交渉を重ねてきたものの、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏が年俸1000万ユーロ(約13億3000万円)を要求したこともあり、交渉は決裂していた。

 また、ミランは先週にリーグアン優勝クラブのLOSCリールからフランス代表GKマイク・メニャンを獲得したと公式発表。くわえてミランのテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏はドンナルンマの今夏退団を明言していた。

 ドンナルンマの移籍先候補には当初ユベントスがあがっていた。しかし、マッシミリアーノ・アッレグリ氏が3シーズンぶりに監督に復帰したことにより、ポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーが残留にむかう模様。これにより、ドンナルンマ加入の可能性は低いという見方が広まっている。

 その中、ドンナルンマの新天地候補にバルセロナが浮上。バルセロナはドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが正守護神を務めているが、同選手の去就に関わらずドンナルンマの獲得にむかう可能性がある模様。また、先日にはライオラ氏がバルセロナ首脳陣に対してドンナルンマ獲得を提案したと、一部のスペインメディアが報じていた。

 ミラン退団が確実となったドンナルンマだが、ライオラ氏とともに今後の動向に注目が集まる。