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浦和、平川忠亮の引退試合開催を発表!現役メンバーと対戦へ

平川忠亮 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは20日、平川忠亮氏の引退試合を今年7月22日に開催することを公式発表している。

 現在浦和レッズのトップチームでコーチを務めている平川忠亮氏は、2002年に筑波大学から加入して以来、浦和レッズ一筋のキャリアを歩んでいる。現役時代には2006年のJ1リーグ、2007年と2017年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)をはじめ、13のタイトルを獲得。『三菱重工カップ』として開催される引退試合では、現役の浦和レッズ相手に2006年のJ1リーグ優勝、2007年のACL優勝、2017年のACL優勝時の主力メンバーとともに14個目のタイトル獲得をかけて挑む。

 この『三菱重工カップ』は浦和駒場スタジアムで7月22日の17時キックオフ予定となっている。平川忠亮氏は引退試合開催について「小さなころに描いた夢を叶えてくれたのが浦和レッズでした。そして浦和レッズでプレーした17年の歳月は一生の宝物になりました。浦和レッズの全てのタイトルに携われたことにも感謝しています。苦しいとき、辛いときにいつもみなさまに支えられ浦和レッズと共に成長し乗り越えてくることができました。その先に喜びに溢れた栄光が待っていたこともよく覚えています。プロサッカー選手としてデビューした思い出の場所、浦和駒場スタジアムにて開催できることをうれしく思います」

 「今、世界中が新型コロナウイルス感染症の影響で苦しく辛いときですが、この試合を通して、浦和レッズのファン・サポーターのみなさん、ステークホルダーのみなさん、サッカーの街浦和のみなさん、日本中にいるサッカーファンのみなさんに、笑顔や元気を届けられるようなプレーや時間をお届けしたいと思います。またみなさんと共にこの苦難を乗り越え、明るく楽しく愛が溢れるそんな日常が戻ってくることを信じています」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。