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ナポリ、元ユベントス指揮官を今夏招へいか!ガットゥーゾ退任が既定路線

マッシミリアーノ・アッレグリ 写真提供: Gettyimages

 ナポリはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の今夏退任が既定路線となっているが、後任候補として元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏をリストアップしているようだ。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 ナポリは2019年12月にカルロ・アンチェロッティの後任としてガットゥーゾを招へいすると、昨季はコッパ・イタリアのタイトルを獲得。今季もセリエAで勝ち点73を獲得しており、ユベントスやミラン、アタランタと来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得をかけた争いを繰り広げている。

 しかし、今年1月下旬からおよそ1カ月間にわたってリーグ戦での黒星やコッパ・イタリア敗退などにより進退問題が浮上。ガットゥーゾ監督はクラブ首脳陣が後任人事の選定を行っているという報道に不快感を示していた。また、ガットゥーゾとナポリの契約期間は今年6月までとなっているが、クラブ側の対応に不満を抱いている本人は契約更新を行わず今季終了後にクラブを離れる意向をすでに固めているものとみられる。

 同監督の後任には、現在フリーとなっているルチアーノ・スパレッティ氏やエラス・ベローナのイバン・ユリッチ監督が候補に挙がっていた。しかし、『スカイスポーツ』はナポリ首脳陣がアッレグリ氏をトップターゲットに掲げていると主張。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が同氏と定期的にコンタクトをとっており、両者の関係が良好であるものとみられる。

 ミランやユベントスでタイトルを獲得した実績を持つアッレグリ氏にはイタリア国外クラブも関心を寄せているが、ナポリはシーズン終了後にどのような動きを見せるのだろうか。