ネイマールがOA枠で東京五輪出場か！PSGとの契約延長交渉で要望

　パリ・サンジェルマン（PSG）のFWネイマールは契約延長を行う際、ブラジル代表の一員として東京五輪に出場することをクラブ首脳陣に求めていたようだ。12日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。

　ネイマールは2010年8月にブラジル代表でのデビューを果たすと、2012年のロンドン五輪では銀メダルを獲得。その後、2016年にリオデジャネイロで開催されたオリンピックではオーバーエイジ枠で出場し見事チームを優勝に導いている。また、同選手はバルセロナで2014/15シーズンにラ・リーガ、コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を成し遂げると、現在所属しているPSGでもすでに3度のリーグ優勝を果たしている。

　PSGは今月8日にネイマールと2025年6月までの新契約を結んでいる。選手サイドはクラブとの契約延長交渉において、今年7月下旬から8月上旬に開催される東京オリンピックの男子サッカー競技出場を許可するように求めていたようだ。

　ただ、『UOL』は両者が議論を行うにあたって東京オリンピックの開催期間はPSGのプレシーズンと被ることが大きな問題点となっていたと主張している。

　なお、東京五輪世代のブラジル代表を率いるアンドレ・ジャーディン監督は先日メディアインタビューに応じた際、ネイマールをオーバーエイジ（OA）枠で招集する可能性があることを明言している。