レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは13日に行われたラ・リーガ第36節・グラナダ戦で突如メンバー外となっていたが、ジネディーヌ・ジダン監督が同選手の状況について語った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
マルセロは2007年の加入以降、左サイドバックの絶対的レギュラーとしてUEFAチャンピオンズリーグをはじめ数多くのタイトルに貢献してきた。しかし、昨季に数度の負傷離脱を強いられると、今季は序盤からベンチスタートとなる試合が多く、ここまでわずか15試合の先発出場にとどまっている。
マルセロはレアル・マドリードとの契約期間を2022年6月まで残しているが、本人は出場機会の少なさに満足していない模様。また、同選手は今月9日のラ・リーガ第35節・セビージャ戦で先発出場したにも関わらずグラナダ戦で招集されなかったことが話題となり、ジダン監督との関係悪化が背景にあると伝えられていた。
その中、ジダン監督はグラナダ戦のメディアインタビューでマルセロの招集外について質問を受けると「彼はコンディションに問題を抱えていたので、我々としてはリスクを冒したくなかった。理由はただそれだけだ」と説明している。
アトレティコ・マドリードとリーグタイトルを巡ってし烈な争いを繰り広げる中、ジダン監督にはチーム内部の問題をコントロールすることが求められる。
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