ラ・リーガ バルセロナ

優勝争いから一歩後退のバルサ、クーマン後釜にバイエルン指揮官をリストアップも…

ハンジ・フリック: Gettyimages

 バルセロナが、バイエルン・ミュンヘンを指揮するハンジ・フリック監督にコンタクトを取っていたようだ。『ESPN』が報じた。

 昨夏にバルセロナと2年契約を結んだロナルド・クーマン監督は開幕当初こそ勝ちきれない試合が続いたが、若手選手の積極起用が実り、チームの立て直しに成功。優勝争いを繰り広げているものの、直近4試合で1勝2分け2敗と停滞し、首位浮上のチャンスを逃している。

 風当たりが強くなるクーマン監督に退任の可能性が取り沙汰されているなか、バルセロナは今季限りでバイエルン退任するフリック監督をリストアップした模様。同監督にコンタクトを取ったというバルセロナだが、ヨアヒム・レーブ監督の後任としてドイツ代表の指揮官になることが決定的であることからすぐに関心は冷めてしまったという。

 なお、バルセロナはアル・サッドを指揮するシャビ・エルナンデス監督を将来的な監督に見据えているようだ。ただ、経験が少ないことからクーマン監督の続投に除外していないとのことだ。