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ユベントス、今冬バルサからのデ・リフト獲得打診拒否が明るみに!

マタイス・デ・リフト 写真提供: Gettyimages

 ユベントスは今冬のマーケット期間中にバルセロナから届いたオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの獲得オファーを却下していたようだ。8日、スペイン紙『アス』が報じている。

 デ・リフトは2019年夏にアヤックスからユベントスへ完全移籍により加入。昨季から守備陣の主力としてチームを支えると、今季は肩の負傷により開幕から出遅れたものの、ここまで公式戦28試合に先発出場。イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチやDFジョルジョ・キエッリーニとともに最終ラインの一角を担っている。

 デ・リフトはユベントスとの契約期間を2024年6月まで残している。その中、バルセロナは今冬にユベントス首脳陣に対して同選手獲得の可能性を探るためにコンタクトをとった模様。しかし、ユベントスは放出する意思がないことを伝えたものとみられる。

 ただ、ユベントスは新型コロナウイルス感染拡大の影響により昨年下半期の損失額が1億1370万ユーロ(約147億)にのぼることが明らかになっている。くわえて来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合には、およそ8000万ユーロ(約105億円)の損失を抱えるものとみられ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラなど複数の主力選手の去就が不透明となっている。