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アーセナル、アトレティコへのウルグアイ代表MF再レンタルを拒否か。南米の強豪からも関心

ルーカス・トレイラ 写真提供: Gettyimages

 アーセナルからアトレティコ・マドリードへレンタル移籍により加入しているウルグアイ代表MFルーカス・トレイラは、来季もアトレティコ・マドリードに在籍するか不透明となっているようだ。4月30日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 トレイラは2018年夏に開催されたワールドカップ・ロシア大会でウルグアイ代表をベスト8へと導くと、サンプドリアからアーセナルへの完全移籍。そして昨年10月にはアトレティコ・マドリードへ今年6月までのレンタルにより加入しているが、ここまで公式戦5試合の先発出場にとどまっている。

 トレイラはアーセナルとの契約期間を2023年6月まで残しているが、先日メディアインタビューにおいて南米でのプレーを望んでいることを明かしていた。また、アルゼンチンの強豪クラブであるボカ・ジュニアーズが同選手の獲得に興味を示していたものの、アーセナルが1500万ユーロ(約19億7000万円)を求めていると伝えられている。

 その中、『ムンド・デポルティーボ』はトレイラ本人がアーセナル復帰よりもアトレティコ・マドリード残留を望んでいるが、アーセナルは今夏に同選手をアトレティコ・マドリードへの再レンタルによる放出には応じない姿勢を見せていると主張している。

 ロシアW杯以降は本来のパフォーマンスを発揮できていないトレイラだが、来季の所属クラブがどこになるのか注目が集まる。