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日本代表FW浅野拓磨、移籍金6億円以上で退団へ。中国や中東からオファー届くも…

浅野拓磨 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島やプレミアリーグのアーセナルに在籍した過去を持つ日本代表FW浅野拓磨の手元にはすでに獲得オファーが届いているようだ。26日、セルビアメディア『テレグラフ』や『SRBIJA DANAS』が報じている。

 浅野拓磨はシュツットガルトやハノーファーへレンタル移籍で在籍した後、2019年夏にアーセナルからパルチザンへ完全移籍により加入。今季は左ウイングを主戦場にここまで公式戦38試合に出場し21ゴール10アシストをマーク。リーグ戦では18ゴールをあげており、欧州1部リーグにおける日本人の最多得点記録を更新していた。

 浅野拓磨とパルチザンの契約期間は2022年6月まで残っているが、クラブ首脳陣はすでに同選手をはじめ高額年俸を受け取っている3選手を今季終了後に放出する方針を固めたと伝えられている。また、浅野拓磨はサウジアラビアや中国など欧州圏外の複数クラブからオファーを受け取っているものの、本人はドイツやスペインなど欧州主要リーグへの移籍を望んでいるものとみられる。

 パルチザンはアーセナルから浅野拓磨を獲得する際に100万ユーロ(約1億3000万円)を支払っているほか、年俸は45万ユーロ(約6000万円)であるため、同選手にはすでにおよそ200万ユーロ(約2億6000万円)を費やしている。そのため、クラブ首脳陣は500万ユーロ(約6億5000万円)以上のオファーが届けば放出に応じる姿勢を見せているようだ。

 アタッカーとしてセルビアで結果を残した浅野拓磨はヨーロッパでのプレーを強く望んでいるが、果たして納得できるオファーは届くのだろうか。