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元日本代表MF松井大輔らをベトナム1部が選手登録解除へ!霜田正浩監督解任でJリーグ化頓挫

松井大輔 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜FCで昨季までプレーしていた元日本代表MF松井大輔とFC岐阜に在籍した過去を持つFW高崎寛之は近日中にもベトナム1部のサイゴンFCを退団するようだ。18日、ベトナムメディア『Zing news』が報じている。

 サイゴンFCは昨季、リーグ戦で3位という成績に終わったことから今冬に積極的な補強を展開。指揮官にはかつて日本サッカー協会(JFA)の技術委員長を務め、昨季までレノファ山口を率いていた霜田正浩氏を招へいすると、松井大輔や高崎寛之の獲得に踏み切るなどクラブのJリーグ化を推し進めていた。

 しかし、今季は開幕戦からまさかの3連敗を喫すると先月末に霜田監督を解任。その後もリーグ戦で勝ち点を積み重ねることはできず、ここまで3勝1分6敗の13位に低迷している。

 これを受けてクラブ首脳陣は編成面での見直しに着手。現在40歳の松井大輔、今季はここまで結果を残せていない高崎寛之、そして韓国人MFウ・サンホの3選手を登録メンバーから除外する決断を下している。また、今季からクラブスタッフとして活動していた元FC岐阜の苅部隆太郎が現役復帰するほか、外国籍のストライカーの獲得に乗り出すようだ。