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ユベントス、中盤2選手の今夏放出を決断か!後釜でミランMFチャルハノールのフリー獲得へ

アーロン・ラムジー 写真提供: Gettyimages

 ユベントスはウェールズ代表MFアーロン・ラムジーとフランス代表MFアドリアン・ラビオを今夏に放出する方向で調整しているようだ。14日、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が伝えている。

 ラムジーは2018/19シーズン終了後に契約満了によりアーセナルを退団し、ユベントスへ加入。しかし、移籍1年目からコンディションが整わず公式戦14試合の先発出場にとどまると、今季は3度にわたり負傷離脱を余儀なくされるなど本来のパフォーマンスを発揮できていない。また、ラビオは2019年6月にパリ・サンジェルマンを契約満了により退団した後、フリーでユベントスに加入。昨季中盤以降に先発での出場機会を増やすと、今季はここまで公式戦27試合に先発出場している。

 ユベントスは両選手との契約期間を2023年6月まで残しているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり昨年下半期の損失額が1億1370万ユーロ(約147億)に膨れ上がっていることもあり、今季終了後に放出へ踏み切る模様。

 また、ユベントスはミランと契約延長合意に達していないトルコ代表MFハカン・チャルハノールをフリーで獲得することを狙っているほか、サッスオーロのイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリも獲得候補にリストアップしているようだ。

 なお、ユベントスは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合には8000万ユーロ(約104億円)以上の損失を抱えると伝えられている。