代表チーム ベルギー代表

アトレティコFW、ベルギー代表合流時点での負傷が判明…W杯欧州予選・チェコ戦欠場が確実に

ヤニック・フェレイラ・カラスコ 写真提供:Gettyimages

 アトレティコ・マドリードのFWヤニック・フェレイラ・カラスコはFIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選3試合にむけたベルギー代表のメンバーに選出されているが、代表チームへの合流時点で負傷していたようだ。26日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 カラスコは今季ここまで公式戦26試合に出場し3ゴール5アシストをあげているが、数度の戦線離脱にくわえて今年1月にはPCR検査で新型コロナウイルス陽性と判定されたことにより隔離期間に入っていた。同選手は今月7日に行われたラ・リーガ第26節・レアル・マドリード戦で復帰すると、21日に開催された第28節・アラベス戦ではフル出場を果たしていた。

 しかし、ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は27日に控える欧州予選グループステージ第2節・チェコ戦の前日記者会見において、第1節・ウェールズ戦で出番のなかったカラスコが代表チーム合流時点から足首を負傷していたことを明かしており、チェコ戦の欠場が確実になっている。

 また、マルティネス監督は同選手がしばらく代表チームにとどまった上で第3節・ベラルーシ戦での出場にむけて調整することも明言している。現在リーグ戦首位のアトレティコ・マドリードはインターナショナルマッチウィーク明けの4月4日にセビージャ戦を控えているが、カラスコの状態が気がかりだ。