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ユベントスからリヨンへレンタルのイタリア代表DF、PSG移籍破談の理由を激白!

マッティア・デ・シリオ 写真提供: Gettyimages

 ユベントスからオリンピック・リヨンへレンタル移籍により加入しているイタリア代表DFマッティア・デ・シリオは自身の去就について語っているほか、昨冬にパリ・サンジェルマン(PSG)への加入が破談に終わった背景を明かしているようだ。21日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 右サイドバックを本職とするデ・シリオは2017年夏にミランからユベントスへ完全移籍により加入したものの、度重なる負傷離脱によりコンディションが整わず出場機会が減少。昨季はリーグ戦でわずか9試合の出場にとどまっていたが、昨年10月にオリンピック・リヨンへレンタルにより加わると今季はすでに公式戦24試合でピッチに立っており、本来のパフォーマンスを取り戻している。

 同選手はメディアインタビューを受けると自身の去就について「ここにとどまりたいねけど、(自分の去就は)僕の意思によって決まるものではないと理解しているよ。シーズン終了後にどうなるのか見てみよう」と語っている。

 また、デ・シリオは昨年1月にフランス人DFレイバン・クルザワとのトレードによりPSGへ加入する可能性があったものの、実現には至らなかった。これについては「その噂は真実だし、本当にPSGへの加入に近づいていた。だけど、最後の段階でユベントスが僕をクラブにとどめるという決断を下した。今はリヨンでとても幸せだよ」とコメントを残している。

 なお、今回のユベントスとリヨンの取引において、デ・シリオの買い取りオプションは付帯されていない。果たしてユベントスは来季の構想に同選手を含めているのだろうか。