Jリーグ 湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレからスイス1部へ完全移籍の鈴木冬一、今季初ゴールを含む2得点で勝利に貢献!

鈴木冬一 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレから今冬にスイス1部のローザンヌ・スポルトへ完全移籍により加入したMF鈴木冬一が20日に行われた公式戦で移籍後初ゴールをマークした。

 現在20歳の鈴木冬一は2019年に湘南ベルマーレに入団すると、曹貴裁前監督のもとで公式戦29試合に出場するなど、プロ1年目から本来のパフォーマンスを発揮。昨季は11月に両側慢性扁桃腺炎による手術を行ったが、左サイドを主戦場に公式戦14試合でピッチに立つと、シーズン終了後にローザンヌ・スポルトへの完全移籍が決まっていた。

 同選手は今年1月下旬にリーグ戦でデビューを飾ると、2月10日に行われた強豪ヤングボーイズとの一戦では初めて先発メンバーに名を連ねるなど順調に出場時間を増やしていた。その中、今月20日に行われたFCザンクト・ガレン戦でも先発出場すると34分にローザンヌ・スポルト加入後初ゴールをあげると、73分にも試合を決定づけるゴールを叩き出しチームの勝利に貢献。また、試合後には自身のSNSアカウントにおいてチームメイトに祝福される写真を投稿している。

 世代別の日本代表に選出された経験を持つ鈴木冬一だが、スイスの地でレギュラーをつかみ取り、今夏に開催予定の東京オリンピックにおける日本代表のメンバー入りを狙っているはずだ。