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ユベントス、ディバラ復帰の見通し立たず。手術行わない方針も…

パウロ・ディバラ 写真提供: Gettyimages

 ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは復帰の見通しが立っていないようだ。27日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。

 ディバラは今年7月に行われた昨季のセリエA第36節・サンプドリア戦で左太ももの筋肉に問題を抱えたことにより、今季は開幕戦から出遅れるとここまで公式戦10試合に先発出場にとどまっている。また、今年1月10日に行われた第17節・サッスオーロ戦で先発出場した際に再び負傷すると、左ひざの内側側副じん帯に損傷が確認されていた。

 その後、同選手は2月上旬に一度個別トレーニングを再開していたことから復帰への期待が高まっていたが、依然として復帰には至っておらず先週にはスペインへ渡航して専門医の診察を受けていた。その中、ユベントスのアンドレア・ピルロ監督は26日に行われた記者会見でディバラが手術を受けずに当面は保存治療で経過観察を行うことを明かしているが、復帰時期については明言していない。

 なお、ユベントスは27日に行われたセリエA第24節・エラス・ベローナ戦で1-1のドローに終わっている。これまで前線の主力として好パフォーマンスを発揮し続けてきたディバラの負傷離脱は、チーム全体に多大な影響を及ぼしているかもしれない。