リーグ・アン マルセイユ

長友佑都と酒井宏樹所属のマルセイユ、元アルゼンチン代表指揮官招へいはほぼ確実か!

ホルヘ・サンパオリ 写真提供:Gettyimages

 日本代表DF長友佑都とDF酒井宏樹を擁するオリンピック・マルセイユは元アルゼンチン代表指揮官のホルヘ・サンパオリ氏を招へいすることがほぼ確実であるようだ。

 マルセイユは今季、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージで1勝5敗に終わりグループステージ敗退となると、リーグ戦でも25試合を終えて勝ち点38の獲得にとどまっている。くわえて、2月上旬にアンドレ・ビラス・ボアス監督が記者会見においてクラブ首脳陣の補強方針を批判したことにより、職務停止処分を科せられている。

 一方、サンパオリ氏は2018年6月に開催されたワールドカップ・ロシア大会にアルゼンチン代表監督として臨んだものの、一部選手との確執もありベスト16で敗退し解任。同氏は今季からアトレチコ・ミネイロを率いると、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で3位に導くなど好成績を残していた。しかし、シーズン終了後にクラブ首脳陣と会談を行い、今年12月に満了を迎える現行契約を双方合意のもと解消している。

 これにより、ブラジルやフランス国内の複数メディアはサンパオリ氏がアンドレ・ビラス・ボアスの後任としてマルセイユの指揮官に就く可能性が高まっていると報じている。先月末には一部サポーターがクラブ施設を襲撃したことにより公式戦が延期となるなど、クラブを取り巻く状況が悪化する中、サンパオリはチームの立て直しを任せられるのだろうか。