Jリーグ 浦和レッズ

浦和レッズ、レオナルドの中国移籍を公式発表「いつかこのチームに戻ってきて…」

浦和レッズのホーム 埼玉スタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは22日、ブラジル人FWレオナルドが中国スーパーリーグの山東魯能泰山へ完全移籍することによりクラブ間合意に達したことを公式発表している。

 レオナルドは2018シーズンにJ3リーグのガイナーレ鳥取に加わると、翌2019年にアルビレックス新潟へ移籍。そして昨年に浦和レッズへ加入すると、3シーズン連続で2桁ゴールをマークしていた。同選手の去就を巡っては、本人が今年1月に浦和レッズ残留を示唆するコメントを残していたものの、直後に山東魯能泰山へ移籍する可能性が浮上。

 また、山東魯能泰山がクラブ内関係者への給与未払いにより今季のAFCチャンピオンズリーグ出場権をはく奪されたことにより、一部では浦和レッズ残留に傾く可能性がささやかれていたが、2月下旬になって中国行きが正式に決まっている。

 同選手は1シーズンで浦和レッズを離れることについて「チームの目標を達成することができずに、浦和を去ることになったことを悲しく感じています。しかし同時に、みんなに歓迎され、愛され、サポートいただいたことを幸せに思っています。これまでの温かい応援ありがとうございました。いつかこのチームに戻ってきて、浦和での物語の続きを再開できればと思います。『さようなら』ではなく、『またね!』でありますように」とコメントを残した。