セリエA トリノ

セリエA残留争いのトリノに朗報!新戦力のパラグアイ代表FWが新型コロナ陰性に

アントニオ・サナブリア(写真左) 写真提供: Gettyimages

 レアル・ベティスからトリノへ完全移籍により加入したパラグアイ代表FWアントニオ・サナブリアにチーム合流の見通しが立ったようだ。18日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 バルセロナの下部組織出身であるサナブリアは2014年にサッスオーロに移籍すると、その後ローマをへて2016年夏にレアル・ベティスに加わっている。その後、2019年1月にジェノアへのレンタル移籍により再び舞台をセリエAに移したが、昨夏にレアル・ベティスに復帰。今季はここまで公式戦20試合に出場して3ゴールをあげていたが、今冬のマーケット期間においてトリノへ加入。舞台を再びセリエAに移していた。

 同選手はメディカルチェックにおけるPCR検査で新型コロナウイルス陽性と診断されたことを受けて2週間にわたる自主隔離を余儀なくされていた。しかし、今週に再びPCR検査を受けた結果、陰性と判定された模様。これにより、サナブリアはメディカルチェックを受けた上で問題がなければチームに合流するようだ。

 なお、トリノは直近のリーグ戦5試合すべてドローと勝ちきれない試合が続いており、現在勝ち点17の獲得にとどまっている。セリエA残留争いを強いられている中、果たしてサナブリアがチームの力になれるのだろうか。