セリエA パルマ

中国クラブ退団の元イタリア代表FWペッレ、パルマ加入後に負傷離脱…

グラツィアーノ・ペッレ 写真提供: Gettyimages

 パルマは16日、元イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレの負傷について公式発表を行っている。

 ペッレは2016年夏にサウサンプトンから山東魯能(現山東泰山)に加入。今季はここまで公式戦16試合に先発出場し8ゴールをあげていたが、中国スーパーリーグが昨年末に2021年からサラリーキャップ制の導入を突如発表。同選手は山東泰山との契約を解除した上で、今月にパルマと今年6月までの契約期間によりサインを交わしていた。

 しかし、ペッレはパルマ加入後に右脚の筋肉に問題を抱えた模様。クラブの発表によると、同選手はすでに復帰に向けてリハビリを開始している。ペッレはパルマ加入後の2試合を欠場しており、コンディションが回復次第ピッチに立つ可能性が高いようだ。

 なお、パルマは現在勝ち点13の獲得にとどまっており、19位とセリエB降格圏に沈んでいる。今冬のマーケットではペッレの他にバイエルン・ミュンヘンに在籍していたオランダU-19代表FWジョシュア・ザークツィーなど複数選手を獲得しているが、果たしてセリエA残留という最大目標を達成できるのだろうか。