セリエA フィオレンティーナ

元フランス代表リベリーがモンツァ移籍か。元ミランCEOガッリアーニ「セリエA昇格の場合…」

フランク・リベリー 写真提供:Gettyimages

 フィオレンティーナの元フランス代表FWフランク・リベリーは、現在セリエBのモンツァに今夏加入する可能性があるようだ。3日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 リベリーは2019年夏にバイエルン・ミュンヘンを退団しフリーでフィオレンティーナに加入。セリエA初挑戦1年目は足首の負傷による長期離脱があったものの公式戦21試合に出場。そして今季はここまで大怪我に見舞われることなく16試合に先発出場している。一方、フィオレンティーナとの現行契約は今夏で満了を迎えるが、現時点では契約延長に向けた動きが見られない。また、リベリー本人は先日、ドイツメディアのインタビューにおいて今季終了後にブンデスリーガへ復帰する可能性を除外していないという趣旨のコメントを残していた。

 その中、ミランの副会長を務めた過去を持ち現在モンツァのCEO(最高経営責任者)であるアドリアーノ・ガッリアーニ氏がリベリー獲得の構想を描いている模様。同氏は「リベリーを獲得するというアイデアは彼と(ケビン・プリンス・)ボアテングが非常に良好な関係にあることから思いついたものである。もし、我々がセリエAに昇格した場合には、彼の獲得について考えるだろう」とコメントを残している。

 なお、モンツァは現在セリエBで20試合を消化し勝ち点35を獲得。首位エンポリから6ポイント差の4位につけており、来季セリエA昇格にむけて上位争いを演じている。ボアテングの他にも元イタリア代表FWマリオ・バロテッリも獲得しているが、果たして今夏にビッグネームを迎え入れることはあるのだろうか。