Jリーグ ヴァンフォーレ甲府

J2甲府、昨季につづき新井涼平が主将に!副主将にはJ1大分から加入の三平和司ら3選手

ヴァンフォーレ甲府のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ甲府は29日、2021シーズンのキャプテンがMF新井涼平に決定したことを発表している。

 埼玉県出身の新井涼平は2009年に大宮アルディージャの下部組織からトップチーム昇格を果たしたものの、出場機会に恵まれなかった。FC岐阜へのレンタル移籍をへて2012年にギラヴァンツ北九州に加入。移籍1年目にしてJ2リーグ34試合に出場と飛躍を遂げると2013年にヴァンフォーレ甲府へ移籍。2014シーズンからレギュラーに定着すると、昨季はリーグ戦29試合に出場していた。同選手はキャプテンを務めることについて「今シーズンもキャプテンを務めさせていただくこととなりました。今年はこれまで以上に、より勝利に対してこだわれるチームになっていきたいです。勝つ為に必要なチームとしての取り組みをキャプテンという立場で率先していきたいです。J1昇格という目標に向かって、更なるパワーを使い頑張っていきますので、皆様もどうか熱い応援をよろしくお願いします」とコメントを残している。

 また、副キャプテンにはベテランのDF山本英臣、昨季まで大分トリニータに在籍していたFW三平和司、MF荒木翔の3選手が務めることも決定している。山本英臣は副キャプテンという立場でチームをけん引することについて「副キャプテンに任命していただき光栄です。チームがどんな状況でもみんなで最後まで戦い抜き、シーズンの終わりには、結果にこだわり、強くて良いチームだったと思えるようにみんなで同じ方向を向いて努力していきたいです。山本英臣、頑張ります」とメッセージを伝えている。

 三平和司は加入1年目にして中心選手としてチームを支えることについて「副キャプテンになっても僕のやる事は変わりません。ただ、チームのミーティングで言ったのは『黙って俺についてこい。黙って俺についてくればいい夢みさせてやるよ』そう伝えました。副キャプテンとして頑張ります」と意気込みを語っている。

 そして荒木翔は「年齢的にも中間の立ち位置なので、若い選手とベテラン選手の橋渡しができるようにしていきたいです。また、新加入選手が伊藤監督の目指すサッカーを、いち早く理解できるようにコミュニケーションを図りたいです。 ピッチ外では盛り上げてくれる選手が何人もいるので心配していないです」とコメントを残した。